主に熱帯雨林のマングローブ林を研究対象とされている博士(林学)、
東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 森林生態学研究室の
今井 伸夫准教授がSilvaの森林再生の研究・解析にご協力くださることとなり、
(社)Silvaの顧問に就任くださいました!
Silvaが調査する炭素固定量の数値化や成長率の解析に繋がる毎木調査等について、
森林再生の理論的評価の向上にお力添え戴くことになります。
当法人がグループ長を務める湘南国際村めぐりの森での毎木調査にも監修をご担当されます。
本年の3月には就任くださっておりましたがコロナ禍の中、緊急事態宣言の発令に伴う緊迫した世相状況にあり、お知らせのタイミングを調整させて戴きました。
Silvaは組織概要にも記載しておりますが
植物生態系に関与される専門家が勢揃いしております。
地球環境問題を少しでも緩和する為、森の再生に力を合わせ尽力して参ります。
執筆された論文
2020.7.8世界の熱帯域に見られる樹木・つる性のヤシ科植物の分布を示した共同研究論文がGlobal Ecology and Biogeography誌に掲載(Muscarella et al. 2020)
「なぜ森林を再生する必要があるのか?
~森の役割とその再生方法~」をテーマに
自然と共生する持続可能な森の再生を目指す
非営利型一般社団法人Silva(シルワ)による
オンラインオープンセミナーを10月30日(金)に
参加費無料のご招待にて開催致します。
本イベントはSilva森林再生指導員三期生が企画しました。
詳細はコチラ↓
私たちが日頃から踏みしめる大地は、数多の命を育む大切なステージです。森の再生も土壌がなければ、実現出来ません。
そして、その土の中には驚くほど沢山の生物が生息し、日々、枝や実などの植物遺体や昆虫などの動物遺体、塵や埃・花粉等をせっせと分解し、土に還し浄化するシステムが機能しています。
この大地の働きが健全でなければ、地球はあっという間に汚染され、ゴミだらけになります。
都市部では、植物を伐採し土壌をアスファルトやコンクリートで固めている為、いつまでも大気が汚染された状態が改善されないのです。
花粉症やアレルギーは生態系の循環を分断した弊害と云えるでしょう。
顧問である青木淳一農学博士の御指導の下、土壌動物の出現種の判定で導く「自然の豊かさ指数」を植樹地の回復度合いを追跡する為、Silvaは調査してきましたが、
より細かで正確な解析を目指し、森林再生指導員であり、現役の横浜国立大学生である小山雅弘さんが
卒業論文で「めぐりの森の土壌生物」を題材に「そこにあるものの命を活(生)かす」土壌回復の過程を研究テーマとして4月・6月・9月と調査が実施されました。
横浜国立大学 土壌生物研究室の学術博士 中森泰三 准教授も研究員を動員して、湘南国際村めぐりの森へ足をお運びくださいました。
2017年から継続してご支援くださる三機工業株式会社様より2020年8月31日付けにて、『湘南国際村めぐりの森植樹事業』へ7度目となるご寄付を492,900円賜りました。
三機工業株式会社様は、『SANKI YOUエコ貢献ポイント』制度2010年10月に発足時より、環境保全活動に対し継続的に毎年2回ご寄付を実施されております。
今回で今回で18回目にあたる2019年度上期分、1,379,500円(CO2削減量13,795トン)を3つの植樹活動団体へ寄付されました。2010年からの植樹本数は約17,000本となり、東京ドームとほぼ同じ面積の緑化に貢献されております。
今回、その1団体へ当法人をお選びいただいた次第です。
三機工業株式会社様のエコポイントによるご寄付を始め、植樹祭開催時には社員の方を植樹ボランティアへ動員され、人働支援くださっております。
また、2月15日に当法人が開催ました『地球と未来を救う太古の森の復元~チャリティカンバセーション~』へ同社CSR推進本部 CSR推進部の和田部長がゲスト出演くださいました。
春の第18回湘南国際村めぐりの森植樹祭が開催中止となり、通年作業にて植樹作業を実施した折にも、即時にご理解を示してくださり、支援を維持くださいました。
私たちの森づくり活動は、こうしたスポンサー企業様に支えられ実現しております。
ご信頼にお応えすべく、失われた太古の森の復元を今後も続けて参ります。
改めまして、多方面でのご配慮へスタッフ一同御礼申し上げます。