私たちのつくる森林とは

護る森林


湘南国際村めぐりの森の植樹後
湘南国際村めぐりの森の植樹後

今まで森林の種類等についてお伝えしましたが、今回は私たちのつくる森林がどういったものかをお伝えします。

私たちのつくる森林とは、「原生林と同じ種類の植物で構成された森林」であり、つまり原生林に近い天然林です。

 

私たちが森林をつくる目的は元あった自然を復元し、動植物や人々の生活を護ることです。

なので私たちは商業利用可能な人工林ではなく、その土地本来の植物によって構成される、その土地の自然と人の生活を保護する天然林をつくっています。

森林の定義上人の手が入ってしまうと原生林ではなくなってしまうため原生林そのものを作ることはできませんが、それに近い天然林をつくることは出来ます。

私たちはその方法を調査・研究して土地本来の植生景観を復元しているのです。

具体的には、予め土地にあった植物の種類を調査し、その何種類かの植物を混ぜ合わせ、密集させて植えることで自然の競争状態をつくりだし人の手が入っていない森林に近づけるのです。

 

この方法で森林をつくれば何種類もの植物を混ぜて植えることになるので花粉症や土砂災害の予防にもなります。

つまり私たちがつくる森林とは、それぞれの土地にあった植物で構成される、土地とそこに住む人を含めた生物を護る森林なのです。