天然林とは

日本の天然林


伐採地跡の天然林
神奈川県足柄上郡伐採地跡の天然林

天然林とは、「自然の力により生長していく森林」の事で、伐採などの人の手が入ってもその後人が管理をしていなければ天然林ということになります。

 

勿論人の手が一切入っていない原生林も天然林に分類されるので天然林の持つ意味は大きく分けて以上の2つになります。

 

 天然林は自然の力により成長していくので木が生えてくるタイミングが統一されていません。

よって天然林は人工林の様な同じ高さの樹木しかない単層林ではなく、様々な高さの樹木が集まってできる複層林であることが多いのです。

天然林の特徴


形成途中の天然林
形成途中の天然林

天然林の森林面積の約20%が針葉樹であり、戦後の大量伐採や山火事などが原因で今現在原生林はほとんど残っていません。

つまり天然林とは言っても一度は人の手が入り環境が変化してしまい、完全に土地本来の生態系が形成されているわけではないのです。

もちろん天然林は人が管理していない森林の事ですから、林業などで商業利用出来る天然林というのも存在しません。

 

つまり天然林とは商業利用することも出来ず土地本来の生態系も維持できていない森林といえます。

 

けれども天然林は害悪しかない訳ではありません。

外来種を含めた新しい生態系をつくり出せているわけですし、針葉樹を含めた多種多様な植生が実現出来ているともいえます。

 

また、複層林である為人工林に比べて花粉や土砂崩れの危険性も少ないので環境に優しい森林といえます。

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