with Silvaボランティア隊&森林再生指導員三期生
本日はボランティアさんと研修生と一緒に
湘南国際村めぐりの森にて109本の苗木を植樹しました。
小さな落葉樹の苗木も
色づいたものが見られて、かわいらしいです。
植樹で使うのは20種類以上の、この土地に適した樹種の苗木で、
「隣の苗木と同じ樹種にならないように」と、
「隣の苗木と移植ごて1つ分は空ける」というのを目安に、
1㎡に3~6本、混植・密植していきます。
植樹地には既にいくつか苗木が植えてあるので、
植える場所に迷いながらも、「ここなら植えられるかな」と、
考えながら進めていきました。
「こんなに近く植えていいんだろうか」との声も上がりましたが、
密に多様な種を植えることで、自然界本来の競争メカニズムが再現でき、
よりこの土地に適した、強い森に育ちます。
実例として、明治神宮の森は100年以上前に「永遠の杜」を目指して
林学博士の本田静六氏を始めとする林学の専門家が集まり、
この土地に適しているのはシイ・カシなどの照葉樹だとして、
人工的に土地本来の森をつくったものです。
シルワも、強さが増す自然災害にも耐えて
次の氷河期まで世代交代して続くような
土地本来の植生景観の復元を目指します。
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タブノキ
湘南国際村めぐりの森の主木となる高木
成木になると20~30m級の高さとなり、森の主役となる