森盛りダイアリー 2021年4月21日 水曜日




 

with東急建設 株式会社様 in湘南国際村めぐりの森

 

第20回湘南国際村めぐりの森植樹祭まで後17日!!

本日も晴天なり♪

 

この日の湘南国際村めぐりの森も、春をすっ飛ばしたかの様な初夏の陽気でした。

やはり、異常気象を実感してしまいます。

昆虫も植物も目覚めが狂ったように早いのです。

 

昨年に引き続き、暖冬からスタートしている今年は特に

土地本来の森の再生を急がなければならないと現場に入る度に痛感します。

 

 

そうした中、救世主として駆けつけて下さったのは、東急建設 株式会社様

SDGs貢献やCSR達成の為、休日の余暇活動ではなく、贅沢にも業務時間内に社員の方を派遣くださいました。

しかもオール男性陣!!体力も腕力も女性を遙かに凌ぐ為、こなす仕事量が違います。

 

数週間かけて植樹地に運ぶつもりだった1トンのワラを午前中に搬入完了!!

それどころか、植樹班毎のブルーシート保護から、班割りの計測マーキングまで終わってしまいました。

午後には、植樹地内の整備から、山道の杭打ち、刈り枝をリユースした簀の子作りまで、

驚く程の仕事量をスマートに完結くださいました♥

 

同社の皆さんの優秀さは、そんな力技に限らず、

Silvaから目的と目標を伝えれば、達成までの作業段取りを全てコーディネートくださるのです。

一流は、場所を選ばず・・・、そんな言葉がピッタリな方々でした。

 

お陰さまで残りの作業日の作業量ストレスが軽減され、予定内にゆとりをもってノルマを達成出来ます。

東急建設 株式会社の皆さん、本当に有難う御座いました!

 

沢山の方に応援いただく湘南国際村めぐりの森で復元を試みる土地本来の森は、

ひと言で説明すると『巨大なエネルギー変換装置』です。

暴れる太陽エネルギーと増えすぎた二酸化炭素を吸収し、気温を下げる酸素を供給。

しかも土を育み、水と大気を浄化し、数多の生物を生かし、防災にもなる地球の宝物なのです。

 

※ワラは、2~3年生の苗木を植樹した際に足元に敷き詰めるマルチング材として植樹祭で使います。

土壌生物に分解された後は、苗木の生長を促す肥料となり、保温・保湿を助け、しかも草が生えることを抑圧出来、効率的です。 


私たち、シルワは植生復元を通じて、11の目標と個々のターゲットを掲げ、国連が定めたSDGs(Sustainable Development Goals,持続可能な開発目標)へ内閣府が掲げる「地方創生プラットフォーム」と神奈川県が掲げる「かながわSDGsパートナー」へ連動し目標達成に貢献して参ります。

 ツツジ

ツツジ科

学術的にはツツジ属の植物の総称