森盛りダイアリー 10月21日 木曜日



 with 森林再生指導員 in 湘南国際村めぐりの森

 

この日は、森林再生指導員デビューのparkERsさんと植樹祭用のわら縄づくり♪

日頃トライすることのないロープワークに、いつの間にか森林再生指導員も夢中になっていました。

 

【大気汚染 パートⅠ】

さて、皆さんは、花粉症に悩んでいらっしゃいますか?

季節毎の花粉に反応して、症状が悪化されて、困っている方も多いでしょう。

 

そうした症状の中でもオオブタクサなどの外来種やスギ・ヒノキなどの針葉樹の花粉から、

アレルギーになる方が圧倒的に多いのではないでしょうか。

 

実は、土地本来の森が消えたことで、

生み出されている弊害とも云えるのが、花粉症と云う症状です。

解り易く表現すると大気汚染によるストレスです。

ついつい、症状への対応策に追われがちですが、何故アレルギーが引き起こされたのか、

根本の問題に着目する必要があります。

 

 


 

 

土地本来の森は、様々な機能を有していますが、

中でも空気の浄化と湿度のコントロールは、人間にとって身近で日常に必要とする機能です。

 

アレルギー反応を起こす原因の90%以上は、皮膚からの外的ストレスであると

医学会でも発表され注目を集めました。

つまり、大気汚染は、ある日突然、健康だった方が変異する危険性を孕むのです。

 

地球上を駆け巡り、チリやホコリ・花粉や排気ガス等の汚れた大気を

森の植物たちは、大きな木では30m級となるその体積を活かし、

わざと身体(葉や枝や幹)の吸着させます。

 

そうして、汚れた植物たちを雨水が洗い流し、「地球の掃除屋」と云われる土壌動物たちへ届けます。

このサイクルが大気汚染を解消し、クリーンな空気をつくり出すのです。

 

コンクリートとアスファルトで被圧された都会では、この機能が一切ありません。

汚染された大気の浄化装置である森は、実は都会にも必要なのだとご理解いただけるでしょうか。

 

この話には、まだまだ続きがあります。

大気汚染は、根深い問題なのです。

次回へ続く☆

 



 

湘南国際村めぐりの森Silvaの森林再生事業を2017年秋から継続支援下さるスポンサー企業様

 

三機工業株式会社様 

「SANKI YOUエコ貢献ポイント」は、お客様とともに地球温暖化防止·持続可能な社会の実現に貢献する制度です。お客さまにCO2削減につながる設備の省エネ提案を行い、ご採用いただいた場合、その削減量をエコ貢献ポイント(1トンあたり100円)に換算し、環境保全活動につなげています。(同社HP掲載より抜粋)

 

公益社団法人 国土緑化推進機構 緑の募金事業&SDGs使途先限定助成

 令和3年度の緑の募金中央事業(公募事業)については、下記の内容で、全国の森林ボランティア団体が行う国内外での森林づくり事業を支援していきます。令和3年度の実施事業については、「これまでの緑の募金事業実施状況」の令和3年をご覧ください。(同社HP掲載より抜粋)