森盛りダイアリー 6月25日 金曜日



 with 森林再生指導員 in 湘南国際村めぐりの森

  

森林再生指導員の中でも古株で、今年5年目の活動となる横浜国立大学院生の関くんと

皆さんが来場される前に刈払機で森の整備をしました。

 

この季節は、一雨毎に生長する植物たちの勢いに圧倒されます。

よくも毎年毎年、諦めずに息吹くものだなぁ・・・と尊敬します。

クズは、一雨で約1m伸びます。

 

自然は、常にダメージを受けた場所を元に戻すことを諦めません。

最終的に目指すのは、安定して持続可能性の高い生物多様性フィールドです。

そこが山岳部の場合は、土地本来の森を目指していることになります。

本来の景観を取り戻す為に自然界は、日々、変化し続けています。

 

昨日と同じ場所にケアに入っても今日は、表情が違っている・・・。

自然と向き合う時には、どんなに長年通っていても、

決して「分かっている」振りをしてはいけないと、しみじみと感じます。

 

だからこそ、毎回、未知の発見や学びがあり、森づくりが楽しくて仕方ないのでしょう♥

 


 

土地本来の森の元となる幼い苗木は、10直径の小さなポットの中でも根の支持力は違います。

ポットから抜いた時に、細根が網の目の様に土を抱え込み、

幼苗にも関わらず、土こぼれせず、プリンの様に抜けます。

 

この苗木達が植樹により、大地に根付いた時、

地盤を抱え込み、地震や暴風雨や災害に強い防災機能を発揮します。

本日は、40本の苗木を補植しました。

 

小さな植物の約36億年近く練り込まれた遺伝子に

憧れ、畏怖の念を抱きます。

 

私たちとは、一線を画した希有なる存在。

それが植物たちの本来の力なのです。

 

※風の道づくりBefore&After写真。ちょっとした空間が通気を促し、その場所を健康にします。「干渉し過ぎない」こともポイントです。

 

 

 <湘南国際村めぐりの森Silvaの森林再生事業を2017年秋から継続支援下さるスポンサー企業様

 

三機工業株式会社様 

「SANKI YOUエコ貢献ポイント」は、お客様とともに地球温暖化防止·持続可能な社会の実現に貢献する制度です。お客さまにCO2削減につながる設備の省エネ提案を行い、ご採用いただいた場合、その削減量をエコ貢献ポイント(1トンあたり100円)に換算し、環境保全活動につなげています。(同社HP掲載より抜粋)

 

公益社団法人 国土緑化推進機構 緑の募金事業

 令和3年度の緑の募金中央事業(公募事業)については、下記の内容で、全国の森林ボランティア団体が行う国内外での森林づくり事業を支援していきます。令和3年度の実施事業については、「これまでの緑の募金事業実施状況」の令和3年をご覧ください。(同社HP掲載より抜粋)