森盛りダイアリー 2020年11月22日 日曜日




 

with Silvaボランティア隊森林再生指導員三期生

 

本日はボランティアさんと研修生と一緒に

湘南国際村めぐりの森にて109本の苗木を植樹しました。

 

小さな落葉樹の苗木も

色づいたものが見られて、かわいらしいです。

 

植樹で使うのは20種類以上の、この土地に適した樹種の苗木で、

「隣の苗木と同じ樹種にならないように」と、

「隣の苗木と移植ごて1つ分は空ける」というのを目安に、

1㎡に3~6本、混植・密植していきます。

 

植樹地には既にいくつか苗木が植えてあるので、

植える場所に迷いながらも、「ここなら植えられるかな」と、

考えながら進めていきました。

 

「こんなに近く植えていいんだろうか」との声も上がりましたが、

密に多様な種を植えることで、自然界本来の競争メカニズムが再現でき、

よりこの土地に適した、強い森に育ちます。

 

実例として、明治神宮の森は100年以上前に「永遠の杜」を目指して

林学博士の本田静六氏を始めとする林学の専門家が集まり、

この土地に適しているのはシイ・カシなどの照葉樹だとして、

人工的に土地本来の森をつくったものです。

 

シルワも、強さが増す自然災害にも耐えて

きれいな空気を作りながら

次の氷河期まで世代交代して続くような

土地本来の植生景観の復元を目指します。

 

こちらより「Silvaボランティア隊」にご登録いただくと、

ボランティア参加登録・日程連絡ができます。

ぜひご参加ください。

 

また、森林再生指導員認定制度、養成講座(学生無料)の受講者も募集中です。

詳しくはこちらでご覧ください。

 

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混植・密植方式植樹推進グループを応援くださるスポンサー企業様


  タブノキ   

湘南国際村めぐりの森の主木となる高木

成木になると20~30m級の高さとなり、森の主役となる