森盛りダイアリー 2020年11月29日 日曜日





 

with Silvaボランティア隊テレビ神奈川さん

 

本日は混植・密植方式植樹推進グループの

メンバーである株式会社テレビ神奈川さんと、

地元葉山の方を中心としたボランティアの皆さんが、

子ども達も一緒に湘南国際村めぐりの森での植樹に参加してくれました。

チームワークはばっちりで、合計173本の苗木を植えました。

 

子どもたちの中にはイモムシを持って興味深そうに見つめたり、

穴を掘っているちびっ子もいれば、もう少し年上の子は

「斜面の下の方が雨で水と土が流れてくるから、土がフカフカなんでしょ」

と言いながら、真剣に苗木を植えてくれました!

 

穴を深く掘る作業が大人でも少し大変なのですが、

しっかりやってくれて、そして自然への理解と思いやりも深くて、感心しました!

 

また、「植える苗木の樹種はどうやって選びますか?」との質問がありましたが、

まず植樹地とその周りにどんな植物があるのか、

その他土壌の性質なども併せて全体的に調査を行います。

 

比較的暖かいここでは、主役は一年中緑の、

大きな葉をつけている常緑広葉樹です。

そして海沿いで塩の影響もあり、

山の斜面でも成長できるという条件も、

多くの部分では加わります。

 

一番多いスダジイ・タブノキをはじめ、約30種類の苗木を植えて、

適材適所のように、そこに合っているものが大きくなって

多様で強い森になります。

 

個性や年齢、能力も多様だから強い。

人のコミュニティもきっとそうなのかなと思ってしまいます。

皆さまもぜひご参加ください。

 

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また、森林再生指導員認定制度、養成講座(学生無料)の受講者も募集中です。

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三機工業株式会社
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混植・密植方式植樹推進グループを応援くださるスポンサー企業様


  タブノキ   

湘南国際村めぐりの森の主木となる高木

成木になると20~30m級の高さとなり、森の主役となる