森盛りダイアリー 4月3日 日曜日





 

  with Silvaボランティア隊  in 湘南国際村めぐりの森

 

 人間は、地球生態系が提供してくれるエネルギーによって生かされている儚い存在です。地球時間では、私たちの命は、蛍の灯火。

 

 地球での”真”の生産活動は、「無機物から有機物をつくり出し、尚且つ、そのものの存在により、他の生物が生かされること」にある為、厳密には、人間は消費することしか出来ません。

13年前の植樹地(左半分):開発後の山林(右半分)

皆さんの車も土地も家屋も衣服も全ては、地球からお借りしているものとなるのです。

 

 陸上で生産活動をし続ける森は、たとえ、自分たちが創造したものを横取りされても、泰然として不動です。

そして、森の足もとに常に寄り添う、土壌の中も目の見えない生物(土壌動物)が多い為、「縄張り」の認識がなく、戦争を知りません。

 

 私たちは、自然界の有り様(ありよう)から学ぶことが多くありそうです。我が身の肉体でさえ、借り物。やがては、土にお返しするもの。そんな風に自然に寄り添って考えていると、何かを誰かと取り合いすることが、如何に幼稚な思想なのかをしみじみ実感できます。

 

 シルワは、これからも自然界を師と仰ぎ、自然の姿に学び、

”人にどう見られるか”よりも”人がどう在るべきか”を追求しながら、自然と人間が共生する豊かな未来を模索したいと考えています。

 

 この日の作業は、第22回湘南国際村めぐりの森植樹祭の山道づくりから土壌の手当て、スノコづくりから資材のメンテナンスまで、雨が降ってもやり続ける熱いメンバー、Silvaボランティア隊と目標の作業ノルマを達成しました。

 

 華を添える女子2名は、段取り上手な男性2名のスパルタな作業進行にも根をあげず、それどころか「今度から、雨が降っても作業しましょう!!」と笑顔で代表理事にリクエストしていました。恐るべし、女子パワー!

 

 物言わぬ自然と、争いの無い母なる大地の為に、みんなの熱意が雨をも心の潤いに変えた日でした。

 


 

土嚢袋に詰めた粒炭を急勾配な法面へ運び、撒きます。

元気になってもらいたい土壌動物へのギフトです。


湘南国際村めぐりの森Silvaの森林再生事業を2017年秋から継続支援下さるスポンサー企業様

 

三機工業株式会社様 

「SANKI YOUエコ貢献ポイント」は、お客様とともに地球温暖化防止·持続可能な社会の実現に貢献する制度です。お客さまにCO2削減につながる設備の省エネ提案を行い、ご採用いただいた場合、その削減量をエコ貢献ポイント(1トンあたり100円)に換算し、環境保全活動につなげています。(同社HP掲載より抜粋)

 

公益社団法人 国土緑化推進機構 緑の募金事業&SDGs使途先限定助成

 令和3年度の緑の募金中央事業(公募事業)については、下記の内容で、全国の森林ボランティア団体が行う国内外での森林づくり事業を支援していきます。令和3年度の実施事業については、「これまでの緑の募金事業実施状況」の令和3年をご覧ください。(同社HP掲載より抜粋)

 


シルワは、国連が掲げる持続可能な開発目標SDGsの11ターゲットへ貢献します。

シルワは、環境省が推進する本プロジェクトに賛同します。



シルワは、内閣府が推進する「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」へ参画、神奈川県が推進する「かながわSDGsパートナー」登録しています。