森盛りダイアリー 4月17日 日曜日




 

  with Silva森林再生指導員Silvaボランティア隊  in 湘南国際村めぐりの森

 

 本来、土壌が健全であれば、土壌手当の作業工程も大幅にカットされます。

 

 けれど、湘南国際村めぐりの森は、ゴルフ場の予定地として、開発の施工が途中まで敢行された為、柔らかい上層土までが根こそぎ削がれており、ダメージを受けた土壌の回復には、時間がかかります。

 

 それを短期間で植樹可能な土壌にする為にミミズやアリが溝転してくれる筈の作業も人の手で行わなければなりません。植樹祭が間近に迫り、この日もSilvaのメンバーは、真っ黒になりながら、急ピッチで炭撒き&土興しを行いました。

 

 私たちは、ここで気が付かなければなりません。スポットライトを浴びることなく、それでも黙々と営まれる生物共同体の営みに無くてはならない土壌動物たちの働きに・・・。

沢山の恵みが日々、雨の様に降り注ぎ、積み重ねられています。土壌動物のお陰さまで健全な土壌で植物が育ち、植物を餌として草食動物が生息し、私たちの食卓が野菜や肉で彩られ、いのちを繋ぐことができる環境。

 

 生きているんじゃない、生かされているんだと今日も私たちは、実感し嚙みしめるのでした。

 

Silvaの黒鼻のサンタさん

焼却処分予定の建築廃材が森へ届きました。

廃材を杭として、使える様に

加工してくれたのもサンタさんです。


 

 そんなSilvaには、集まったメンバーによる恵みも降り注ぎます。

 

 それぞれに得意分野を活かし、書類づくりや連絡網サポート。移動の補助や資材の導入などなど。

 

 この日は、炭で真っ黒になった黒鼻のサンタさんが焼却処分予定の建築廃材を引取、森へ届けてくれました。

Silvaは、焼却処分や廃棄予定の資材を積極的に再資源化していますが、建築廃材は、初の扱い。

 

この貴重な材は、植樹地以外の環境整備にもメリットがあり、費用が賄えないスタッフの休憩場所の修復にも嬉しい贈り物でした。サンタさんの名前は、『元(はじめ)』さん。森のはじまりの場所に現れる救世主です。

 

 


湘南国際村めぐりの森Silvaの森林再生事業を2017年秋から継続支援下さるスポンサー企業様

 

三機工業株式会社様 

「SANKI YOUエコ貢献ポイント」は、お客様とともに地球温暖化防止·持続可能な社会の実現に貢献する制度です。お客さまにCO2削減につながる設備の省エネ提案を行い、ご採用いただいた場合、その削減量をエコ貢献ポイント(1トンあたり100円)に換算し、環境保全活動につなげています。(同社HP掲載より抜粋)

 

公益社団法人 国土緑化推進機構 緑の募金事業&SDGs使途先限定助成

 令和3年度の緑の募金中央事業(公募事業)については、下記の内容で、全国の森林ボランティア団体が行う国内外での森林づくり事業を支援していきます。令和3年度の実施事業については、「これまでの緑の募金事業実施状況」の令和3年をご覧ください。(同社HP掲載より抜粋)

 


シルワは、国連が掲げる持続可能な開発目標SDGsの11ターゲットへ貢献します。

シルワは、環境省が推進する本プロジェクトに賛同します。



シルワは、内閣府が推進する「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」へ参画、神奈川県が推進する「かながわSDGsパートナー」登録しています。