日本本来の植物の集大成とも云える土地本来の森は、安定した最終ステージ『極相林』になると自然なバリア機能が働きます。
そのエリアに例え外来種が着床し、芽吹いたとしても土着の植物種の強いネットワークの中では、生長することができません。正に、外敵に強い砦として『本物の森』が機能し始めるのです。
古来より日本人は、農耕を営み自然と共生する術を磨いてきました。そうした私たちのご先祖は、”森”のもたらす恵みを別格として認識し、後世へ受け継ぐために祠や鳥居を築き、『不可侵の森』として、護ってきました。
それが、現代の社寺林となる全国各地に点在する『鎮守の森』です。一部は、開発対象として消えた鎮守の森も多くありますが、東北では、古い神社を線で結ぶと津波を回避するハザードマップが浮かび上がったそうです。祖先は、100年・1000年と云う人界では、風化を招く時間の経過の中でも色褪せないメッセージを工夫して、私たちに残してくれているのです。
日本に於ける照葉樹林文化の礎である土地本来の森。その価値をイギリスでも着目くださっています。
イギリスの方と森を語る一日
この日は、日本に於ける神社の歴史を探索されるイギリス人アーティストの方が鎮守の森の観点より、シルワの取材に来日くださいました。
たっぷり2時間近いインタビューの収録後、実際の森の再生場所のご紹介に湘南国際村めぐりの森でお持て成し。
心なしかタブノキ大木もいつもより、キラキラしていました。
Matthew氏の20話にわたる日本の森林と神道、人々の関係をテーマにした作品「Wood Rots Like We Do (私たちのように木々も朽ちて)」が完結しました。
※Silva代表理事のインタビューは一番最後の2話(19と20)
<湘南国際村めぐりの森のSilvaの森林再生事業を支援下さるスポンサー企業様>
Silvaは、湘南国際村めぐりの森の植樹事業を担う混植・密植方式植樹推進グループのグループ長です。
また、植樹事業をコンサルティングし、主催する連名主催者です。そんなSilvaを応援くださるスポンサー企業様をご紹介します。
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「SANKI YOUエコ貢献ポイント」は、お客様とともに地球温暖化防止·持続可能な社会の実現に貢献する制度です。お客さまにCO2削減につながる設備の省エネ提案を行い、ご採用いただいた場合、その削減量をエコ貢献ポイント(1トンあたり100円)に換算し、環境保全活動につなげています。(同社HP掲載より抜粋)
公益社団法人 国土緑化推進機構 緑の募金事業&SDGs使途先限定助成
令和3年度の緑の募金中央事業(公募事業)については、下記の内容で、全国の森林ボランティア団体が行う国内外での森林づくり事業を支援していきます。令和3年度の実施事業については、「これまでの緑の募金事業実施状況」の令和3年をご覧ください。(同社HP掲載より抜粋)
シルワは、国連が掲げる持続可能な開発目標SDGsの11ターゲットへ貢献します。
シルワは、環境省が推進する本プロジェクトに賛同します。
シルワは、内閣府が推進する「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」へ参画、神奈川県が推進する「かながわSDGsパートナー」登録しています。
在るものを活かす、シルワの最初の森づくり実験地 Before2016.12
After2022.5.28