写真家 久富 健太郎作
源流は、森が浄化した水が湧き出るはじまりの場所です。
森が健全であれば、清らかな清流が育まれます。
山すそを洗う せせらぎに
耳を澄ませば しみじみと
山のいぶきが 山のいぶきが
山のいぶきが いぶきが思われる
※合唱曲「山のいぶき」の歌詞
かつて、湘南国際村めぐりの森が
湘南国際村めぐりの森と云う名前ではなかったとき、
水源林として、支流の川を豊かに護る森でした。
その頃には、トウキョウサンショウウオの生息も確認され、
開発前の環境アセスメントで記録が残されています。
一度、破壊した自然環境を元に戻すには、
人間の力だけでは、限度があります。
バブル期がまさに泡と弾け、開発の手が止まった時、
山の表層土も身ぐるみ剥がされた荒れ地と化した湘南国際村めぐりの森。
その間に一体、どれだけの自然殺しが行われ、いのちが奪われたのでしょうか。
そんな過酷な状況でも土壌生物も植物も昆虫も鳥も動物も
諦めることなく、治癒してくれていました。
ありがとう。ごめんね。許してもらえるレベルじゃないよね。
失われたいのちを蘇らせることは、できないけど、
せめて、皆さんのお役に立てる人間でありたい。
古来からの『名』を奪う行為は、その土地のルーツも見失うことになります。
そうした中で進むべき道を見失ったのは、誰でもない、
人間なのでしょう。
でも、私たち人間も諦めません。
必ず森を再生し、皆さんが棲める場所にします。
生きている限り、次の世代へバトンリレーしながら。
パタゴニア有志一同&森林再生指導員&Silvaボランティア隊
Silvaの森の再生では、誰でも手作業で体験できる森づくりシーンが沢山あります。
8月9日火曜日は、2009年からの植樹地の看板の修理や設置・土壌を癒やすためのワラのマルチングなどで汗を流し、子供たちも大人顔負けに真剣に取り組んでくれました。
ありがとう!
今日の御礼に源流探索へ「すぐ着くよ~」なんて、
言っていた代表理事ですが、子供たちには、ちょっと遠い道のりで、到着した時には、ぐったりでしたが、
そんな疲れも川のせせらぎと優しい風が癒やしてくれました。
<湘南国際村めぐりの森のSilvaの森林再生事業をご支援下さるスポンサー企業様>
Silvaは、湘南国際村めぐりの森の植樹事業を担う混植・密植方式植樹推進グループのグループ長です。
また、植樹事業をコンサルティングし、主催する連名主催者です。そんなSilvaを応援くださるスポンサー企業様をご紹介します。
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「SANKI YOUエコ貢献ポイント」は、お客様とともに地球温暖化防止·持続可能な社会の実現に貢献する制度です。お客さまにCO2削減につながる設備の省エネ提案を行い、ご採用いただいた場合、その削減量をエコ貢献ポイント(1トンあたり100円)に換算し、環境保全活動につなげています。(同社HP掲載より抜粋)
公益社団法人 国土緑化推進機構 緑の募金事業&SDGs使途先限定助成
令和3年度の緑の募金中央事業(公募事業)については、下記の内容で、全国の森林ボランティア団体が行う国内外での森林づくり事業を支援していきます。令和3年度の実施事業については、「これまでの緑の募金事業実施状況」の令和3年をご覧ください。(同社HP掲載より抜粋)
私たちが支援するグループは、問題の根本的な原因を見極め、働きかけ、そして長期的な視点で問題解決のアプローチを行なっているグループです。真の問題解決は力強い草の根活動を通じてのみ実現しうると信じており、私たちの助成金は市民のサポートによる強い基盤を創りだしているグループにフォーカスしています。(同社HP掲載より抜粋)
シルワは、国連が掲げる持続可能な開発目標SDGsの11ターゲットへ貢献します。
シルワは、環境省が推進する本プロジェクトに賛同します。
シルワは、内閣府が推進する「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」へ参画、神奈川県が推進する「かながわSDGsパートナー」登録しています。
在るものを活かす、シルワの最初の森づくり実験地 Before2016.12
After2022.5.28