取材班 in 湘南国際村めぐりの森
私たちSilvaは、冬になると風の草刈りを大掛かりに行います。
植物の移り変わりを助けるためだったり、痛んだ植生を回復させるためだったり、
理由は、様々です。
そんな森の中で”風の草刈り”を子孫を残すために命がけで行っている昆虫がいます。
その名も「チョッキリ」
3時間以上もかけて、小枝をチョッキリと切ってしまうから付いた名前です。
チョッキリは、どんぐりに産み付けた小枝を地面に落とすために小さな身体の丈夫なアゴで小枝を切り離します。
※NHK参考動画は、コチラ
観ていると微笑ましい光景ですが、身を削る仕事量は、本気の命がけです。
野生生物の子孫存続にかける姿勢は、一途で真摯でいつも感動します。
そもそも、風の草刈りは、こうした野生生物たちが行ってきた作業です。
つくる獣道(けものみち)も風の草刈りの立体的な作品で、不思議と野生たちが感覚的に本能でつくった風の道は、森を元気に育みます。
本来、森の守護者である熊を代表に、動物や昆虫・鳥たちが、行ってきた”風の草刈り”
それを私たち人間が行わなければならないのは、森では異様なことです。
私たちは、考えなければいけません。
獣たちの棲み家を奪うことが、私たちの未来も黒く塗りつぶすことを。
食物網のネットワークは、広く複雑に絡み合い、人間につながります。
沢山の生物が共に共生する社会が、私たちを生かす未来だと知るとき、これ以上、人語を放せない数多の動物や物言わぬ植物たちの命やよすがとなる自然を奪い、破壊しては、いけないのだと。
11月27日日曜日、
富士山も綺麗に見える澄んだ空気の中、
Silvaのホームである湘南国際村めぐりの森へ某冊子の取材陣が足を運んでくださいました。
私たちの小さな声を拾って、遠方までご足労いただき、感謝申し上げます。ありがとうございました。
※冊子の記事は、公開された際に改めて、ご紹介させていただきます。
<湘南国際村めぐりの森のSilvaの森林再生事業を2017年秋から継続支援下さるスポンサー企業様>
Silvaは、湘南国際村めぐりの森の植樹事業を担う混植・密植方式植樹推進グループのグループ長です。
また、植樹事業をコンサルティングし、主催する連名主催者です。そんなSilvaを応援くださるスポンサー企業様をご紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「SANKI YOUエコ貢献ポイント」は、お客様とともに地球温暖化防止·持続可能な社会の実現に貢献する制度です。お客さまにCO2削減につながる設備の省エネ提案を行い、ご採用いただいた場合、その削減量をエコ貢献ポイント(1トンあたり100円)に換算し、環境保全活動につなげています。(同社HP掲載より抜粋)
公益社団法人 国土緑化推進機構 緑の募金事業&SDGs使途先限定助成
令和3年度の緑の募金中央事業(公募事業)については、下記の内容で、全国の森林ボランティア団体が行う国内外での森林づくり事業を支援していきます。令和3年度の実施事業については、「これまでの緑の募金事業実施状況」の令和3年をご覧ください。(同社HP掲載より抜粋)
私たちが支援するグループは、問題の根本的な原因を見極め、働きかけ、そして長期的な視点で問題解決のアプローチを行なっているグループです。真の問題解決は力強い草の根活動を通じてのみ実現しうると信じており、私たちの助成金は市民のサポートによる強い基盤を創りだしているグループにフォーカスしています。(同社HP掲載より抜粋)
代表理事 川下の熱いメッセージが詰まったポッドキャストを環境活動家の
小野りりあん様が「Emerald Practices–エメラルド プラクティシズ」にて、プロデュースくださっております。
©HAL KUZUYA
シルワは、国連が掲げる持続可能な開発目標SDGsの11ターゲットへ貢献します。
シルワは、環境省が推進する本プロジェクトに賛同します。
シルワは、内閣府が推進する「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」へ参画、神奈川県が推進する「かながわSDGsパートナー」登録しています。
在るものを活かす、シルワの最初の森づくり実験地 Before2016.12
After2022.5.28